2014年3月7日 福岡天神
明るく春めいた陽射しに誘われて、満開になったという天神警固神社の河津桜を観賞。
と言っても、その桜、たった一本しかない。でも、ローカルではりっぱなニュースになるのだ。
細い枝にこれでもか!というくらいたわわに花弁をつけ、モコモコとして
風が吹くとゆっさゆっさと揺れる。なんだか人が腕を振っているかのようなしぐさに見える。
どこからやってきたのか、愛らしい二羽のめじろが枝にとまって
せわしげに花の蜜をつついていた。
普段は山奥にいるはずなのに、一体どこからやってくるのだろう。
天神のど真ん中で周りはビルばかり。花の咲く季節とピンポイントの場所を
彼らは知っているとしか思えない。
めずらしい花と鳥を見ることができたのは幸運だ。