秋月黒門とイチョウの落葉 |
2014 11月29日 福岡県朝倉市秋月黒門
紅葉の盛りはすでに終わっていた。一週間前の3連休が見頃だったらしい。
黒門周辺はイチョウの落ち葉に覆われていた。
紅葉の隙間からのぞく黒門 |
それでも、この時期は観光客が多い。秋月は鎌倉から江戸時代の
日本の晩秋の風情をまち全体に偲ばせているからだろう。
影が濃くなった午後などは、色づいた葉っぱが白壁に映える。
杉の馬場に面した長屋門 |
とくに秋、それも晩秋の紅葉が過ぎたこの季節がおすすめだ。
まちのそこかしこにある歴史の足跡や文化の灯を独り占めにしながら、
静かな時間のなかで心が癒される。
廃校が決まった秋月中学校 |
杉の馬場の通りに面した茶屋 |
町歩きも秋月の楽しみ |
静かな山里は、いよいよ冬の静寂に包まれる。
聞こえてくるのは野鳥のさえずりと、町中を縦横に流れる水の音・・・
観光客の姿も消えてしまうが、その時期こそ秋月に浸る贅沢が味わえる。