津屋崎人形~福岡県福津市






モマという生物。どうもふくろうらしい。お尻が笛になっている。
吹くと「ぼー、ぼー」っと、ふくろうの鳴き声。ただ、夜に屋外で吹くと、ちょっと不気味だ。



モマの型でつくったというネコ


2016年10月 福岡県福津市津屋崎海岸近く

かつては「津屋崎千軒」と呼ばれた港町だったが、現在は風通しの良い静かな街だ。かつての商店街?の一角に、津屋崎人形の伝統を受継ぐ人形工房がある。2軒とも原田さんだから、親戚なのだろう。ただ、作風が違っていて、人形を選ぶ方としては楽しみが増える。
写真は、いずれも1軒の工房で手づくりされているもの。素焼きの人形だからだろうか、表情がユニークだからだろうか、とても温もりのある存在だ。津屋崎人形の代表的なものといえば「モマ」と「ひな人形」だろう。ひな人形は、素朴で華やかさはないが、愛らしい表情と姿はとても人気が高いことで知られている。