長崎の旅 ランタンフェスティバル

中華街広場の極彩色のランタン

中華街広場の入り口で宙に舞う龍のランタン

お盆の灯篭のようなランタン

地元の女子高校生が操るめずらしい赤い龍


グラバー園から眺める長崎市内





2012年1月29日 日曜日。
長崎はまっすぐな冬の光が降り注ぐ一日。
福岡を出発したのは正午、グラバー園に着いたのが2時。
グラバー園からの眺めはご覧のとおり。
天気が良いのでオランダ坂を歩いて中華街へ。
目的は、この時期恒例のランタンフェスティバル。

5時になるとランタンに灯りがともる。
街は妖しくエキゾチックに華やぐ。これが長崎らしさ。
地元の人も多いのだろうが、観光客もかなりの数。
中華街は東京の朝のラッシュ並みの混雑。
それでもどこかのどかな空気感にほっとするのは
やはり長崎の方々のお人柄だろう。
どこのお店に入っても親切だった。

運よく龍踊を観ることができた。
赤い龍は、地元の女子高校生が操っていた。
高校に龍踊の部活があるというのだ。
地域に息づく文化伝統を伝えのこす心と
頬を真っ赤にして全身で龍を荒々しく躍らせる
彼女たちの懸命さに感動!ましてや、
いまどきの女子高校生がと思うと、
ちょっと特別な感慨を覚える。

先人の築いた文化や習慣、知恵や工夫が
時を越え、国を超え、現代の老若男女の心を
惹きつける魅力にあふれていることを
このランタンフェスティバルでも確信した。



2012.1.30