青森ねぶた祭り~ねぶた会館ワ・ラッセ

8月2日~7日、青森ねぶた祭りがある。

青森は昨年2011年9月末に訪れた。ちょうどリンゴが出始めの頃で、店先に甘い香りが漂っていた。当地で食べたリンゴは、これほどジューシーな果物かと思うくらい瑞々しく、そして美味かった。この新鮮さは九州ではなかなか味わえない。
青森と言えばやはり「ねぶた」だろう。開催は毎年8月。9月は何もない・・・が、青森駅に隣接する「ねぶた会館ワ・ラッセ」という大きな建物のなかに、実物のねぶたが保管されていて観賞することができる。


間近で見ると、その大きさにまず息をのむ。高さは5メートル以上、横幅は10メートルほどか。見上げるとどのねぶたも真っ赤な顔をして、闇に潜む魔物をひと睨みしているようだ。それが闇のなかで乱舞すると、いまにも魔物に飛びかからんばかりの怒り顔に変わる。踊り狂うハネトは、魔物の檻から解放された喜びのダンスのようだ。エネルギッシュで力強く、見ているものまでリズミカルな“共感”の輪に引きずり込まれる。会館内の巨大なスクリーンに映し出される祭りの映像を観ているだけで、熱くなる。

ねぶたの家ワ・ラッセ

会館に隣接したボードウォークのある「A-FACTORY」では、青森のお土産品を販売、また近海の海の幸をいただくことができる。目と鼻の先にある津軽海峡で獲れるマグロの丼に舌鼓を打つ・・・こんなに気軽に本場のマグロを戴けるのは魅力である。

青森から福岡への帰りは、青森駅前からバスで青森空港へ約30分。羽田で乗り継ぎ一路福岡へ。青森へ行くなら新幹線よりもこのJALの乗り継ぎが至極、便利だ。

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