小樽うに丼~北海道

まっさらな天然バフンウニ
 
かつてはにしんで賑わった小樽湾
012年6月29日~小樽へ


6月は、鹿児島(鹿屋)、札幌(よさこいソーラン)、京都(川床)、そして再び札幌へ。今回の目的は、小樽の「青塚食堂のウニ丼」と旭川の「旭山動物園」。

福岡を11時20分発、新千歳空港に13時30分頃着。小樽への直行快速エアポートは14時4分発。これからのシーズンは混雑するので降りたらすぐにJRの開札口まで走り、指定席を確保したほうがベターかな。小樽には15時20分頃到着。タクシーは「青塚食堂へ」で通じる。料金は1700円。バスを利用するなら小樽水族館行、料金は210円。

青塚食堂は4年振りの訪問となる。店のすぐ前には小樽湾が開けていて、横には、にしん最盛期の番屋が今も往時の面影を残し、その高台には、にしん御殿が観光名所として復元されている。

小樽で獲れるバフンウニは門外不出と聞いている。いまはミョウバンに浸けたものや塩水に浸け真空パックされて空港などで土産に買うこともできるのだが、この店には全国から獲れたてをわざわざ食べに来る人が多い。それは、言葉を失うほど美味しいから。

で、出てきたのが写真のウニ。よく食のレポーターが「口に入れるとすぐ溶ける」とお決まりの文句を言うが、それは順番が違う。口に入れる前にもう溶けちゃうので、ご飯と一緒に素早く口に放り込む。そしてご飯と一緒に噛むと濃厚なウニの味わいが口中にジュワッと広がって、そう、卵かけご飯を食べているような感触。だから一気に食べてしまうのがおいしい食べ方。ウニが嫌いという人の多くは、ミョウバン(食品添加物)に浸かったものを食べて、後味に変な苦みを覚えるからではないかと思いますよ。

価格はというと「時価」としかメニューに表示されていません。先に聞いてから食べるか、食べてから驚くか・・・旅を楽しみたい方は、後から聞きましょう。