招福猫PARTⅡ~大阪住吉大社


招福猫2月バージョン(右手)最初はキツネにみえたが、今は犬にも見える・・・が
2013.3月2日


 晴天の大阪住吉大社。前日神戸で仕事を終えて大阪に。今回は、住吉神社に御礼参り。住吉大社では商売繁盛を祈願するため、毎月最初の辰の日に境内にある4つの社をお参りする「初辰まいり」の習わしがある。その一つ樹齢千年の楠の洞のなかに社殿がある「楠珺社」では、裃をつけた小さな土人形の招き猫「招福猫」がアイドルのように参拝客に親しまれている。

招き猫は片手を挙げている。どちらの手を挙げているかというと、奇数月は左、偶数月は右。これを4年間で48体集めて持って行くと大きな招福猫と交換してもらえるという。なぜ48なのかというと「四十八辰=始終発達」という意味だそうだ。よくよく考えれば単なるダジャレではなくマーケティング発想に基づく集客のプランとも言えなくはない。素晴らしい。4年間で48体はちょっと難しいが、今回は右手をゲット。1月にも行ったので左右の手が揃った。あと46体・・・がんばってみよう。

ちなみに4月は8日、5月は2日が初辰の日。5月は初辰祭りが行われ、樽酒が振る舞われるらしい。

楠珺社はじめ4つの社は、本殿の裏手、朱の門をくぐると赤い旗が目印