上川端通り商店街の飾り山。 表題は「軍師官兵衛」。来年のNHK大河ドラマは 福岡藩の始祖・黒田如水(官兵衛)の物語だ。 |
今年も山笠の季節が到来。7月15日の祭りのフィナーレ「追い山」が終われば
博多には本格的な夏がやってくる・・・というのが博多の人間の合言葉になっている。
すでに今月1日から市内14か所に、高さ10メートル前後の櫓に
絢爛豪華な飾りを施した「飾り山」が披露されている。
天神の新天町は「助六江戸前男振」、川端商店街は「軍師官兵衛」
キャナルシティ博多は「勧進帳」と標題はさまざまだ。
櫓の上から見栄を切った主人公がドヤ顔で下界を見下ろしている。
なかにはコミカルなテーマもあって見るものを飽きさせない。
キャナルシティ博多の飾り山。 標題は「勧進帳」 |
飾り山を見ても祭りの熱気は感じないが、法被姿で歩く若衆のノリのいい博多弁を
耳にしたり、威勢のいい掛け声を聞くとちょっとだけハートが熱くなるかも。
天神、新天町の飾り山。標題は「助六江戸前男振」 |
山笠は1日から15日のフィナーレまで、やる者も見る者も徐々に熱くなるように
昔からスケジュールが成っている。
博多を楽しむなら、7月14日の夜に来て中洲で朝まで飲んで早朝の「追い山」見物
するのがもっとも満足度が高い。博多の楽しみ方はこれに尽きる。
新天町の飾り山の「見送り(裏)」は、「サザエさん」。一家の夏休みでしょうか。 戦国武将を標題にしたものが多いなか、ユニークな飾り山だ。これは必見! |