大手道に続き、もっとも傾斜のきつい難所 |
昨年と違っていたのは石段の改修工事が行われていて、幾分、上り易くなっていた。
とは言ってもこの炎天下、気を抜くと・・・いや水分を抜くとあっと言う間に
熱中症に襲われる。
足を腰のあたりまであげないと上れないくらい一団が高いため
見た目とは違う違和感を覚える。まぁ、だまされるわけだ。
我々をよそ目に小さな子供(女の子)がスイスイと上って行く。スイスイと。
安土城は山全体が石垣で覆われていたという |
この神社の祭神は織田信長。明治2年に創建となっている。
信長ゆかりのお寺ということで、安土城のように来る人が多いかと思ったら
意に反して静寂に包まれていた。
知る人ぞ知る京都のパワースポットだとか |
一度見てみたいが残念ながらここには所蔵していないらしい。
神社の敷地の中に小さなお稲荷さんがある。急な階段を見上げると
木々に覆われて薄暗く、何やら妖しい空気が漂っている。
もしかしたらここがパワースポット?・・・その存在感は確かにあった。
建勲神社の「必勝祈願」のお守り 「勝」の字を縫い込んだご利益あり気なお守り |
駅に戻り、京都タワーの地下3階にある銭湯で昼間の汗を流した。
ここは清潔で管理もしっかりしていて快適そのもの。京都の穴場?かも。
ところで・・・信長に関する本はたくさん出ているが、そのなかに
加藤廣著『信長の棺』というのがある。本能寺の変の折、ついに信長の遺骸が
見つからなかったという謎を追いかけるのだが、
工藤健策著『信長は本当に天才だったのか』と併せて読むと、
信長を訪ねる旅が一段と奥深く色濃くなる。
戦国の一大名を明治天皇の意によってこの神社に祀るとは
いかなる所存か・・・これこそ謎多き事実であるような気がするが・・・
京都駅 ジオラマ風に撮ってみた |